アドリフト 41日間の漂流

実話。

410日(金) 新宿バルト9ほか全国公開

アオリ

INTRODUCTION

『エベレスト 3D』監督が大迫力の映像で描く

実話を基にした壮絶な漂流記

1983年、婚約したばかりのタミーとリチャードは、ヨットに乗り込みタヒチからサンディエゴへと旅に出た。ところが出発から2週間後、記録的なハリケーンに遭遇し巨大津波に飲み込まれてしまう。船室にいたタミーはしばらくして目を覚ますが、ヨットは操縦不能で無線も繋がらない。さらに、大怪我を負い波に漂うリチャードを発見する。リチャードを助け出したタミーは、極限状態の中、セーリングの知識を総動員し陸を目指すが…。

主演を務め製作総指揮にも名を連ねているのは『ダイバージェント』シリーズのシャイリーン・ウッドリー。絶体絶命の状況下で逞しく奮闘するタミーを体当たりで演じ、海外の批評家から「彼女が尊敬すべき確固たる存在だと証明された」などと絶賛されている。相手役には、『世界一キライなあなたに』で世界中の女性から熱視線を集め、『チャーリーズ・エンジェル』や『ナイチンゲール』など話題の出演作公開が続くサム・クラフリン。重傷を負いながらもタミーを励まし支え続けるリチャードを繊細に演じた。

監督/製作は、実際に起こった集団遭難事件を圧倒的リアリティで映画化した『エベレスト 3D』のバルタザール・コルマウクル。2002年に出版された手記を基にした本作でもその徹底ぶりは顕在。大迫力の映像で「吐き気すらする」と評されたハリケーンシーンをはじめ、過酷な太平洋遭難のリアルを妥協を許さず描く。さらに、撮影監督にアカデミー賞3回受賞のロバート・リチャードソン、編集に『ハクソー・リッジ』で同賞に輝いたジョン・ギルバート、音楽に『LION/ライオン 〜25年目のただいま』で高い評価を受けたフォルカー・ベルテルマン(ハウシュカ)など、業界の伝説的存在から気鋭の実力派まで一流のスタッフが集結。壮絶な実話を基にした迫真のサバイバル・ドラマがまたひとつ誕生した。

STORY

1983年10月、婚約したばかりのタミー(シャイリーン・ウッドリー)とリチャード(サム・クラフリン)は、贅沢なヨットに乗り込み太平洋へ漕ぎ出した。セーリングの経験豊富なリチャードが、知人からヨットの回航を依頼されたのだ。タヒチの港から目指すは6,400キロ先のサンディエゴ。1か月の長旅になるが、無事たどり着ければ、その謝礼で1年は働かず世界の海を回って暮らせる。海と自由を愛するふたりは、危険な仕事であることを承知しつつも未来に胸躍らせ出航したのだった。

ところが出発から2週間後、カテゴリー4の記録的ハリケーンに遭遇。最悪の事態を避けるため手を尽くすが、ついに巨大津波に飲み込まれてしまう――。しばらくして、タミーは腰ほどまで海水が入り込んだ船室でひとり目を覚ました。甲板に出ると、マストは折れ、船体にも穴が開き壊滅状態。無線機は故障し繋がらない。何より、舵を握っていたはずの婚約者がどこにもいない…絶望するタミーの目に、海に投げ出され波に漂うリチャードの姿が飛び込んでくる。なんとか救助し一命はとりとめたものの、彼は重傷を負っていた。

太平洋の真ん中で、大破したヨットの上に瀕死の婚約者とふたりきり。かき集めた食糧も水もこのままでは数日しか持たない。タミーは自らを奮い立たせ、セーリングの知識を総動員して3200キロ先の陸を目指すが――。

CAST / STAFF

  • シャイリーン・ウッドリー
  • シャイリーン・ウッドリー

    タミー・オールダム/製作

    シャイリーン・ウッドリーSHAILENE WOODLEY

    1991年、アメリカ・カリフォルニア生まれ。5歳からCMモデルをはじめ、99年のテレビ映画『Replacing Dad』(原題・日本未公開)でデビュー後、テレビシリーズや映画で活躍。
    アカデミー賞候補となった『ファミリー・ツリー』(11)でジョージ・クルーニーの娘役を演じ、一躍脚光を浴びる。この映画での演技で、インディペンデント・スピリット賞の助演女優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の助演女優賞を受賞し、ゴールデン・グローブ賞と放送映画批評家協会賞にノミネートも果たした。その後、人気ヤングアダルト小説が原作のSFアクション『ダイバージェント』(14)、『ダイバージェント2』(15)、『ダイバージェントFINAL』(16)で勝気な主人公トリスを演じ、スターとしての地位を不動のものにする。ほか出演作に、『きっと、星のせいじゃない。』(14)、『スノーデン』(16)など。
    近年では、エミー賞で8冠を獲得した大ヒットドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」(17-19)にも出演。ニコール・キッドマン、リース・ウィザースプーンなどと共演し、エミー賞とゴールデン・グローブ賞で助演女優賞にノミネートされた。本作では製作にも名を連ねている。

  • シャイリーン・ウッドリー
  • サム・クラフリン

    リチャード・シャープ

    サム・クラフリンSAM CLAFLIN

    1986年、イギリス・イプスウィッチ生まれ。2009年にロンドン音楽演劇アカデミーを卒業後、「ダークエイジ・ロマン 大聖堂」や「Any Human Heart(原題)」など多数のドラマ、映画に出演。
    2011年『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』で人魚と恋に落ちる若き宣教師役に大抜擢され、一躍有名に。その後、『ハンガーゲーム』シリーズ、『スノーホワイト』シリーズにも主要キャストとして参加するなど、話題作へ立て続けに出演。リリー・コリンズと共演の『あと1センチの恋』(14)、エミリア・クラーク共演の『世界一キライなあなたに』(16)などラブストーリーでも好演をみせ、世界中の女性ファンから熱い視線を集めた。その他出演作に、『ライオット・クラブ』(14)、『人生はシネマティック!』(18)、『ロンドン・バーニング』(19)など。
    最新作に2018年ベネチア国際映画祭で審査員特別賞など2部門を受賞したバイオレンススリラー『ナイチンゲール』(19)、待機作にミリー・ボビー・ブラウン、ヘンリー・カヴィル共演のシャーロック・ホームズの妹を主人公にした『Enola Holmes』(20)がある。

  • バルタザール・コルマウクル

    監督/製作

    バルタザール・コルマウクルBALTASAR KORMÁKUR

    1966年、アイスランド・レイキャビク生まれ。監督、俳優、脚本家、プロデューサー。俳優としてアイスランド芸術大学を卒業後、アイスランド国立劇場と契約を交わし、やがて製作・監督としても頭角を現す。2000年、製作・監督・脚本を務めた長編映画『101レイキャヴィーク』がトロント国際映画祭でディスカバリー賞を受賞。A・G・イニャリトゥ、C・ノーランなどと共にVariety誌の「注目すべき10人の監督」のひとりに選出される。極寒のアイスランド沖で転覆した漁船の生存者が主人公の実話を基にした『ザ・ディープ』は2012年のトロント国際映画祭でプレミア上映され、アカデミー賞外国語映画賞のショートリストに名を連ねた。
    2008年以降はハリウッドに進出し、『7デイズ』(10)、『ハード・ラッシュ』(12)、『2ガンズ』(13)などを手掛け、『エベレスト 3D』(15)では全世界で2億300万ドルを越えるヒットを記録した。さらにアイスランド映画『好きにならずにいられない』(16)やテレビドラマシリーズ「トラップ 凍える死体」などのプロデュースでも活躍。現在、ヒュー・ジャックマンが伝説のCIA工作員を演じる伝記映画『The Good Spy』を準備中。

  • 共同脚本/製作

    アーロン&ジョーダン・カンデルAARON & JORDAN KANDELL

    ハワイ出身の双子で、脚本家、プロデューサー、ジャーナリスト。南カリフォルニア大学で文芸と映画を専攻し学士号を取得。在学中より脚本の執筆をはじめる。本作と同時期に『モアナと伝説の海』(16)に携わる。ほか作品に、Netflix製作のジョシュ・ギャッド、ルーク・エヴァンス、デイジー・リドリーが出演するコメディ映画『Super Normal』など。

  • 撮影監督

    ロバート・リチャードソンROBERT RICHARDSON

    ハリウッドを代表する撮影監督のひとり。テレビの仕事を通してオリヴァー・ストーン監督に見出され、86年の『プラトーン』、『サルバドル/遥かなる日々』に参加。以降ストーン監督の撮影をつとめ、多数のストック映像とカメラ映像を用いてドキュメンタリーのような雰囲気を見事に演出した『JFK』(91)でアカデミー賞に輝く。その後トップレベルの映画監督のあいだで人気の撮影技師となり、マーティン・スコセッシ監督と組んだ『アビエイター』(04)と『ヒューゴの不思議な発明』(11)でもオスカーを獲得。最新作であるクエンティン・タランティーノ監督『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(19)でも同賞はじめ世界中の映画賞でノミネート・受賞を果たした。待機作に『Venom 2』がある。

  • 編集

    ジョン・ギルバートJOHN GILBERT

    ニュージーランド生まれ。ピーター・ジャクソン監督作『ロード・オブ・ザ・リング』(01)でアカデミー賞と英国アカデミー賞を受賞して以来、国際的に活躍。カーティス・ハンソン、マイケル・アプテッド、ロジャー・ドナルドソンなど、非常に人気の高い映画監督たちと一緒に仕事をしてきた。ドナルドソン監督とは、『スパイ・レジェンド』、『バンク・ジョブ』、『世界最速のインディアン』の3作で組んでいる。2016年、メル・ギブソンと組んだ『ハクソー・リッジ』(16)でもアカデミー賞と英国アカデミー賞を受賞している。次回作は、サイモン・キンバーグ監督、ペネロペ・クルス、ジェシカ・チャスティン出演の『355』(21)。

  • 音楽

    フォルカー・ベルテルマン(ハウシュカ)VOLKER BERTELMANN(Hauschka)

    1966年、ドイツ生まれのピアニスト、作曲家。9歳からピアノを始める。バンドに参加しヒップポップやテクノ音楽に触れた後、2000年代からソロプロジェクト「ハウシュカ」としてクラシックとポップスの要素を結合させた現代音楽を作曲し始めた。ジョン・ケージによって発明された「プリペアード・ピアノ」に新たな視点をもたらすとともに、その楽器が有する可能性を一貫して探求しつづけている。近年は映画音楽の作曲も行っており、『LION /ライオン 〜25年目のただいま』(16)では、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞など数多くの主要な賞にノミネートされた。その他作品に、ベネディクト・カンバーバッチ主演のミニシリーズ『パトリック・メルローズ』(18)など。

  • 視覚効果スーパーバイザー

    ダディ・エイナルソンDADI EINARSSON

    エミー賞や視覚効果協会賞の受賞歴を持つ、CG/視覚効果分野でのアイスランドにおける草分け的存在。ロンドン、ニューヨークでキャリアを積み、『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(07)のアニメーションのスーパーバイザーを務め、アカデミー賞に輝く。『ハリー・ポッター』シリーズ、『かいじゅうたちのいるところ』(09)、アルフォンソ・キュアロン監督『ゼロ・グラビティ』(13)でも活躍。2010年よりコルマウクル監督と組み『ハード・ラッシュ』、『2ガンズ』、『エベレスト 3D』などの多くの作品の視覚効果で中心的な役割を果たしている。